メリットを生み出す壁掛けテレビの注意点

テレビ回りがすっきりしてインテリアがスタイリッシュになる、メリットの多い壁掛けテレビですが、注意しなければならない点もあります。まずは設置の信頼性ですが、テレビを壁掛けにするとき、壁に金具を取り付けて、その金具にテレビを固定させる方法がほとんどですが、その壁の金具の部分がしっかりとしていないと、とんでもないことになります。とんでもないこととは、テレビが落ちるということです。家の壁は表面が石膏ボードでできている場合がほとんどで、内側に柱が通っていない場所が空洞です。つまり、金具を取り付けた場所が薄い石膏ボードだけだと、テレビの重さに耐えられないのです。柱が通っている場所を探し出したり、あらかじめ業者にお願いして壁面強化を施す必要があります。プロに頼めば最初から心配はないのですが、自分で取り付けようと思うとどうしても不安がつきものです。

壁面への取り付けのコストが意外と高額

プロに頼めばテレビが落ちてくる心配もなく、配線もきれいに隠してくれるというメリットがある壁掛けテレビですが、意外とその取り付け費用が高額です。金具の取り付けや壁の補強、配線処理などをすべて含めて、2万から10万円くらいかかるケースもあります。金額は、壁の種類や補強の有無、配線関係とテレビのサイズにより違ってきます。尚、賃貸の場合は初めから壁に穴をあけるような作業はしてはいけないので、床から天井までのつっかえ棒を使った方法をとります。そしてその他の注意点としては、テレビを壁掛けにすると模様替えをしにくくなってしまいます。あと、壁掛けテレビはテレビ台が必要ないから空間が広く使えて便利なのに対して、収納がないため、DVDハードディスクなど周辺機器を置く場所がないため、周辺機器との兼ね合いでテレビ台を置く羽目になってしまったりします。

規格変更への対応ができない場合も

コード類を壁の中に収めてスッキリとするメリットがある壁面テレビですが、将来的にずっと同じテレビが使えるわけでもなく、周辺機器やテレビ自体が古くなって買い換えをするような時期に、コードの端子の規格などが変わってしまっている可能性なども否定できません。めまぐるしく家電が進化して、使いやすくなっている機能が多い分、状況の変化にもついていけなくなってしまいそうですが、プラグや端子が進化していくだろうな、ということも考慮したうえで設置計画をする必要がありそうです。生活空間をできるだけスッキリしようとすると、壁面に隠すコード類も増えるでしょうし、テレビを買い換えるたびに壁面の工事をするわけにはいかないと思いますので、配線や周辺機器との距離感を考慮しつつ、おしゃれな壁掛けテレビでリビングルームをスタイリッシュにできたらいいですね。